2012年04月16日

日本の香り

日本の香り

先日、京都に行って参りました。

半分お仕事、半分プライベート。

香りに携わる仕事をしている者として
日本の香りの文化を知りたく・・そして実際にその香りを嗅いで見たかった。

百聞は一嗅にしかず!デス。

仏教の渡来とともに香りの歴史も始まっていたのでは・・・と言う説があるようですが
香りについての最古の記述は「日本書紀」らしい。
仏教渡来より60年後。
となると
その仏教渡来から60年間
香りが日本でどう息づいてきたのか・・・と考えると
とても神秘的ですね。

中でも
最高級として扱われた香木
「伽羅」の香りを嗅ぎながら

いにしえに思いを馳せてみるというのは
何とも贅沢な時間です。

兎にも角にも
その神秘的で品格漂う「伽羅」に魅了されてしまった私は
しばしその店から動けなかった。

あまりにも高価な香木の購入はあきらめ
その「伽羅」のみが原料でそれ以外はつなぎとしてのタブノキだけでできたお香を購入。


当時はもちろん
合成香料ではなく天然素材のみでお香を作っていたらしい。

今もそれは引き継がれ老舗のお香屋さんは
その製法を守り続けているところもあるようです。

お香を知ることで
アロマセラピー(芳香療法)との共通性も見えてくる。
そして違いも。

お香とアロマセラピーは全然違うものだと思っていた私は
衝撃的でした!!


さてさて
前置きが長くなってしまいましたが

近くMAC会やスクールをひかえております。

その日に
会員さん、生徒さんにその香りを嗅いでもらいたいなぁと思案中。









Posted by ayu at 03:07│Comments(0)
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