2011年09月11日
それでも生きる！
乳がん発症し治療直後に「子供をつくるんだ！」と決心し
二人のお子さんを授かった方がいます。
いくつかのがんで手術し現在も抗がん剤治療をしながら
母子家庭という環境の中子供を大学に通わせ
ご自分の夢に向かい前向きに生きている方がいます。
愛する家族の死に直面し悲しみを乗り越えながら生きている方がいます。
そんな方々の
笑顔は奥深く、優しく、穏やかなんです。
壮絶な人生を乗り越え、
いや・・・今も尚恐怖に戦いながらも生きている中で
本当の意味で見つけた
「幸せ」をかみ締めている笑顔なのかもしれません。
クライアントさんの中には
リストカットしている方もいます。
手首だけでなく腕いっぱいに切り刻まれた傷
古い傷、新しい傷、深い傷、ためらい傷・・・。
その傷に触れてトリートメントをする度
あふれ出すモヤモヤな想いがあります。
悲しみ、怒り、空しさなのか・・・定かではありませんが
触れながら
どうか消えてと、どうか癒えてと。
生きていることをそれで確認してはいけないと思います。
自分を傷つけてはいけません。
どんなことがあっても
生きていかなければ。
生きたいと願いながら
苦しい治療を頑張っている人がいるのです。
生きたいと願いながら
逝ってしまわれた方もいるのです。
何があっても、
それでも
生きていく事が
次にバトンタッチするために
生かされた人の使命
なんだと
想うのです。
Posted by ayu at 19:12│Comments(1)
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