私の役割

ayu

2009年06月20日 06:45



茉莉花入り口より左側へ行くとこのような光景が目に入ります。
(そんな広い店内ではありませんが・・・)

豪華なインテリアは見当たらないと思いますが
差し込む光と植物の緑は私の自慢です。

来週控えた看護学校での講義に向けての
資料作りで

私が今ここにいる意味や
この仕事をしている意味を振り返ることが出来ました。

私の役割は
アロマに出逢った頃と今もきっと変わってないんだと思います。

看護師をしていた頃の悶々とした思い。
私はどれくらい
患者様を理解しようとしていただろうか。
共感していたのだろうか。

恐ろしい程の過密業務の中で
病気に向き合うことがやっと。
ミスのないように業務をこなす(?)のがやっと。
でもそれは
必要不可欠な看護師としての仕事でもある。

でも悶々としていた。

ある時その原因に否応にも気付かされたのです。

私は子供に恵まれず
不妊治療をしていたことがあります。
先の見えない、暗いトンネルの中でもがく
患者という立場になりました。

風邪やケガなどはありましたが
それまで大きな病気はしたことがありませんでしたから、

不安や恐怖や葛藤が
私の心の大半を奪うようになり

そうなると、心の状態は不安定になり
悪いことばかり考えるんですよね。

そんな辛い治療で
救われたのが看護師の言葉と態度であり
どん底な気持ちになったのも
看護師や医師の言葉や態度。

患者となって初めて気付いたのです。

その頃
「不妊にアロマ」という文字を
ある雑誌で見つけ
それに効く!とかオススメとなれば
何でも試していた私は
それならばアロマも!とセルフケアに取り入れ始めていた。

アロマに取り付かれた私は
あらゆる関連の本や雑誌を読みあさり

いつしか看護の現場に・・・と思うようになりまして。
もう今から15年程前になるでしょうか。

それはアロマの効能だけではなく
アロマの活用法に可能性があるのではと。

その方を理解、共感し
その上で何を求め何が必要かを見極めること。
その方が健康な状態に戻ろうとする自らの力を引き出す
お手伝いをすること。

そのきっかけや手段になるのがアロマ!なのではと。

もっと基本的なことで言うと
それは患者様対看護師である前に
人間対人間の相互関係を築くための手段といった方が
伝わるでしょうか。

看護師の業務の見直しや業務改革となると
それはそれは壮大な国を挙げてのとてつもないでかい企画に
なってしまうわけで
そんなこと、私ひとりでできるわけもありませんし。

微力ながら
私の役割のひとつはメディカルアロマを医療現場に
少しでも多く導入していくこと。

アロマを体験することで
感じてもらいたい。
感じてもらうと意識が変わる
意識が変わると行動が変わる。

すると看護の在り方を自然に考える。

人間対人間の在り方を考える。

そんなきっかけにしてもらいたい。

言っている自分もまだまだですが

今こうして
サロンを経営している意味
メディカルアロマに携わっている意味を
かみ締めて

アロマを続けること

それが私の役割なんだと思います。


来週の特別講義
伝わってくれるといいのですが。。

長文になってしまいました。
最後まで目を通してくださりありがとうございました。


















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