いじめ

ayu

2008年02月08日 00:29



本日母が持ってきた赤いインパチェンス、夜の茉莉花テラスで目立っています。
いつもありがとう。。感謝してます。

お客様より衝撃的なお話がありました。

どうしても一日中頭から離れませんでした。

お客様の息子さんの言葉。

「中学も高校もいい思い出がなかった。」・・・と 

彼は中学1年生の頃からいじめにあっていたそうです。

発端は まじめに頑張っている ことへのいじめ。

まじめに頑張っていることっていけないことなんですかね?
悪いと分かっていることに皆やっているから・・と混じる必要はある?
なぜ、いじめられなきゃいけなかったのでしょう。

それからも
最近のTVドラマであるような陰湿ないじめが繰り返されたそうです。

ある時、けんかになったそうです。
息子さんは鼻血が出しました。制服のシャツが破れました。
いじめていた相手はその姿に驚き
とっさに自分のシャツを脱ぎ
血に染まった破れたシャツを脱がせかばんにしまわせて
自分のシャツに着替えさせ自分は体育着を着て
学校で先生には何もなかったように振舞ったそうです。

帰宅した息子さんは
借りた(借りた?ことになるのかな、渡されたというべきか)シャツを
きれいに洗濯しアイロンをかけていたそうです。

お母様は
シャツの胸の名前が息子の名前じゃないことに気付き
息子を問い詰めた結果
真実が分かったのだそうです。
かばんからは
血に染まった破れたシャツが出てきたそうです。。

息子さんは
そんな風にされた相手のシャツを丁寧に洗濯しアイロンをかけていたのです。

お母様はいつもいっていたそうです。
人から借りたものはちゃんと返しなさいと。。

悪いことでも皆ですれば良いということになるのでしょうか。

ひとりでも悪いことは悪いと皆に混じらなかった彼は
いじめの対象になりました。
それでも彼はその姿勢を貫きました。
でも、学校という場所が嫌いになり
行かない日もあったそうです。
彼の心は
血に染まった破れたシャツより傷付いてしまったのです。

何がそうさせていまったのでしょうか・・・
まじめに一生懸命生きる人が生きにくい世の中に誰がしたのでしょう。

息子さんの言葉が忘れられなくて
胸が苦しくなりました。

今年、彼は県外へ旅立ちます。
















関連記事