「目」だけじゃなく
「手」も表情を持ち、生き方が手にでるものだとも思うのです。
赤ちゃんの「手」は
ぷくっとして手の甲には笑窪のようなくぼみ。
その手で大人の指をギュッと握ってくる!
「もっと見て、もっと愛して」
それはそれは大人にはたまらなく可愛く、いとおしくなるもので。
思春期を過ぎ、10代、20代の女性の「手」は
おしゃれに気を配る年頃で
顔のメイクをするようにネイルケアやアートを施す。
結婚し子供が出来ると
たまにネイルをすることはあっても
日常は爪を短く切り、水仕事や家事でささくれ出来たり「手」が荒れたりもする。
力仕事もなんなりとこなし、「手」は逞しくもなる。
子供が巣立ち孫が出来る頃・・・
手はしわも増えシミ(老斑)もあちらこちらに・・・。
この間見た、母の手が忘れられない。
無農薬の野菜を少しばかり父と作っていて
手をケアするより
美味しい野菜を作ることに楽しみを見つけた母。
しばらくぶりに見た母の手は
小さくて
しわとシミが増えていた。
ありがとう
それしか思いつかない娘です。